前回のダメンズ体験談、割と読んでいただけたようで
ありがとうございます。
見た目とか、メッセージのやり取りの段階で
「ダメンズ」認定できたら一番いいんですけど…
厄介なことに、そこまでの経緯では
ジャッジできなかったりします。
実際に会うまでの印象がすごく良くて、
会ったら「要らんかった(TдT)」
そんな体験を思い出したので、
もう一つご紹介しようと思います。
サイトでメッセージを送ってきたのは、トオルさん。
40歳の輸入車関連の会社を経営する社長さんでした。
トオルさんは、日常生活で感じたことなどを
まるでエッセイみたいな文章で送ってくれます。
文章が上手い人で…口説くというより、
読み物として楽しいメッセージを送ってくれました。
私、知的な感じの人に弱いんです。
本の話をする人も好印象です。
好きな作家も今の作家じゃなくて、
向田邦子とか小林秀雄とか渋い感じで良かった。
音楽はクラシックから、ロックまで
いろいろ聴いている人で
特に洋楽の話で盛り上がりました。
「この人といたら自分レベルがランクアップしそう」
に思えるというか。
今まで出会ったことのないタイプの男性だな
って思っちゃった。
メッセージはマメに送ってくるんだけど
「会いましょう」ってなかなか言わない。
そこがまたガツガツさがなくていいなって(^^)
毎日1往復だけど、かなりの期間
メッセージのやり取りをしてました。
1ヶ月くらいかなー。
私の写真をとても気に入って
メッセージを送ってきたトオルさんですが…
実はトオルさん自身は顔がわかる写真が
無かったんです。
「私は、真面目にお付き合いできる人を探す気持ちを
表すつもりでちゃんと顔写真を載せることにしてます」
って話したら
「まなさんがそう言うなら、僕も載せないと失礼ですね。
今日散髪に行ってさっぱりしたら写真送りますね」
って送ってくれました。
その送ってくれた写真が、
スラッとしてかっこ良かったんですよ!
それに、年齢よりもかなり若く見えました。
トオルさんからの写真を褒めたら、
「僕は自信ないですが、まなさんと直接お話してみたいので
勇気を出して言います。会っていただけますか?」って。
やっと誘ってくれたー♪って嬉しかったのを
覚えています。
彼の会社と私の勤め先から便利のいい街で
待ち合わせることになりました。
前の日に約束を確かめるメッセージが有って
そこに携帯電話の電話番号が記されていました。
「女性は気まぐれだから、もし気が変わって
会いたくなくなったら公衆電話からでいいので
ここに電話してください。
期待して待つのは嫌なので…」とありました。
そういえば、トオルさんとは一度もLINEにも
直メールにも移行する事無かったです。何でだろ。
そして、待ち合わせ場所に少し遅れて到着し、
言われていた雰囲気の人が近づいてくるのが見えました。
お互いに、服装や持ち物は伝えていたので…
挨拶しようと顔をちゃんと見てびっくりしました。
え?写真の人…だよね?
背格好も、髪型の感じも同じだけど
顔が違いすぎる!!
すごいおっちゃんの顔だったんです。
痩せてて背が高いんだけどひょろっとしてて
骸骨っぽい。スラッとしてなんてもんじゃない。
シワがかなり深く刻まれていて、
老人性のシミ(おじいちゃんとかに有るやつ)も
かなりの数ありました。
絶対40歳ではないでしょー
50代半ばと言われたら一番しっくり来る感じ。
お肌だけで判定したらそれ以上かも(^_^;)
後で写真を見ると、加工はしてない感じだったんですが
写り方でそのあたりがあまり分からない感じになってました。
写真関係の仕事をしていたこともあったと言っていたので
上手く写すテクニック(角度とか撮り方とか)
みたいのはあったのかもしれません。ぬかった!!
テンションが下がった私とは対称的に
トオルさんはすごく嬉しそうです。
「まなさん、思っていた以上にきれいな方でびっくりしたよ。
こんな女性とご飯食べるだけでも光栄だなー。
今日は何でも好きなもの好きなだけ召し上がってくださいね。
財布の中身全部遣ってもいいからね」
そういって、トオルさんは高そうなお財布を取り出すのでした…。
カードも入ってるけど、なんでそんなに現金入れてるの?って
思うぐらいお札が入ってました(^_^;)
高層ビルの最上階のレストランに向かいました。
夜景がきれいなお店で、私も何度か行ったことがあります。
オーダーの仕方はとても手慣れているし、
全体的にスマートでした。
たぶん、よく来るんでしょうね。
正直、私は既に早く帰りたかったけど(T_T)
さすがにこの状況では帰りづらい・・・
開き直って、楽しむことにしました。
だってもう二度と会わないんだしね。
美味しいもの食べて、ごちそうさま!って帰ろ帰ろ。
トオルさんがまず最初に質問してきました。
「まなさんは、今は独身?」
「はい、そうですよー」
「結婚してたことはあるの?」
「はい、あります。子どももいますよ♪」
「そうかー!良かった。まなさんみたいな人が
もし40まで結婚経験も無かったら
なにかすごい理由が有るんじゃないかって
逆に怖いから(笑)」
子どもがいることを言えば、躊躇して
テンションが下がるんじゃないかって思ってた…
逆にトオルさんが喜んでて複雑な心境の私。
そして料理を食べながらお酒が入ると…
彼の本当の姿がどんどん出てきました。
実は、トオルさんは既婚者で小学生の息子がいる
ことを聞いてまずびっくり。
奥さんとはかなり前から冷めていて、
家に帰るのがつらい。
でも、息子はかわいいし好きなので会いたい。
苦肉の策で、自宅近くに社宅を用意して
二重生活している。
自分で住もうと思って別の場所にタワーマンションを
買ったのだけど、どうしても息子の側にいたくて
今は人に管理してもらってる状態、とのこと。
さらにさらに!!
最近まで社内の女性と不倫関係だったと。
その女性も結婚していて、子どもがいるそうです。
W不倫ってやつですね。しかも社内・・・ドロドロや。
結局その女性は目が覚めて?
家庭に戻っていってトオルさんはフラれた。
「すごく美しい女性で、凛とした雰囲気が良くてね…。
まなさんを見た時、そっくりだと思ったよ!」
トオルさんはその不倫相手の女性のことが忘れられず、
似た人を探して私にたどり着いたってことらしいです…
不倫相手の代わりって…ふざけるなー!(#^ω^)
プロフィールに既婚者はNGって
書いておいたはずなんだけどな…肝心なところは
見てないのね。
どんどん1人で盛り上がってくるトオルさんに
水を差しました。
「こうやってご飯食べていろんなお話しするだけなら
たまには付き合いますけど、それ以上の関係には
私はなれません。」って冷たく言ったら…
「そうやって、言いづらいこともハッキリ言ってくるところも
すごく好みなんだよなー」って全然へこたれてない…
話題を変えようと賃貸の部屋を探している話をしたら
「じゃぁ、僕の持ってるタワーマンションの部屋使っていいよ。
空き部屋だし、当分使う予定ないから家賃タダでいいよ。」
いやいや、それって愛人契約したのとどう違うんだ?(笑)
自分の買ったマンションに女性を住まわせるって
傍から見たらそういうことだよね?
もちろん、丁重にお断りしたけど、残念そうに
「もし気が変わったらいつでも言ってきて。準備しとくから。
頑張ってるまなさんを僕は応援したいんだよ」
と言ってました(-_-;)
応援ていうか・・・これはいわゆる「パパ」志望?
出会い系には男性に金銭サポートを希望している女性が
沢山いるみたいなので、そういう人なら喜んでたんでしょう。
ある意味、貴重な経験をしたかもしれません。
愛人とかパパ希望ならもっと若い子で
探すんじゃないかと思うんですけど…
ある程度の年令になるとあまり若すぎてもって
思うみたいですね。見た目や年齢の若さだけを
求める人ばかりではないんでしょう。
帰りも、引き止められはしましたが、
3軒目を断るとタクシー代を渡されました。
いや、まだ電車動いてるからね(^_^;)
ものすごく悪い人では
なかったんでしょうけど・・・
年齢を偽っていること、サギ写だったこと
既婚者だってことを黙っていたことを考えると
誠実な人では決して無い!
どれもこれもサイト内でのやり取りや
情報だけでは
本当のことはわからなかったしなぁ…
この場合の私の反省点は…
トオルさんと会うまでに、LINEでやり取りしたり、
電話で話してみる方が良かったかなって思います。
メッセージ<LINE<電話<実際に会う
の順番で、その人の情報が読み取れると思うので。
特に電話はLINEやメッセージと違って
その場で返さないといけないので
本音が分かりやすいです。
もちろん、その時は自分自身も素の自分でね。
相手も何かしら感じるものがあるでしょうし。
例えば別の男性ですが、
私が電話で自分に子どもがいる話をしたら
電話を切ってから音信不通になった人がいました。
音信不通なので、本当に子どもがいることが
理由だったかは
確かめようもないんですけどね。
電話では楽しそうに話していたけど、
「子持ちだったのかよ、無いわー」って
思ったんでしょう(^_^;)
え?!ってその時はちょっとショックだったけど
それはそれで早く分かって良かった。
子どもがいることを受け入れられないのも
一つの考え方ですから。
それと、メッセージのやりとりで知性を感じて
惹かれていたのは事実ですが…
今考えると、出してくる作家やアーティストが
かなり古風なのは年代の差だったんでは?
と思えてきました。
知性と一緒にそのあたりの違和感も気付いてたら
年齢詐称については予想ができたかも?
無駄であっても男性とお会いして
分かることも有るので、会ってみたいなーってくらい
興味が湧いたら会うのもありだとは思います。
自分では、沢山来たご縁の中で
結構厳選したつもりだったんですけどね…
自分が好きで一緒にいたいって思えるたった一人を
探すんですからなかなか手間はかかりますね(^_^;)
ま、それもこれも、今の彼氏と出会うまでに
必要なことだったのかも?
そう思っとく!(笑)
無駄なようでも、この経験がブログに書くことで
誰かの役に立つかもしれないし?
今までの私のいろんな経験から、
アラフォー女性の出会い指南書を まとめてみました。
きっとお役に立ちますよ。
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30過ぎて離婚してシングルマザーとして二人の息子を抱えて頑張ってきました。
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